こんにちは、名越凜です。
このブログは、四季折々にある日本の行事や日々の生活を愉しむコツをご紹介していきます。
私は、四季の行事など全く興味がありませんでした。結婚して、子供の成長と共に色々なことを経験するたびに自分が何も知らないことを実感しました。このままでは、どれが正解なのかわからない。子供にきちんと教えることも出来ない。親として情けないと思い、少しずつ勉強を始めました。私が知らなかったように、もし知りたいと思っている人のきっかけになればいいなと思います。四季折々の日本の行事を愉しみましょう。
今回は、『夏越の祓』で2024年度に訪れた神社3社と御朱印などをご紹介します。
6月30日には、『夏越の祓』(なごしのはらえ)という神事があります。 作法について、夏越ごはん・歳時菓子を以前ご紹介しました。気になるものがあれば、読んで頂ければ嬉しいです。
『夏越の祓』は、今年の前半の穢れを祓い、清めてこれからの半年間の無病息災を願う神事のことです。 茅の輪をくぐり、人形に穢れを吹きかけ、穢れを祓います。
私は、神社に行くことと同時に御朱印をいただくことも楽しみにしています。訪れる時の参考になれば嬉しいです。
早くから「茅の輪くぐり」が出来ます 神田神社(神田明神)東京都千代田区
神田神社は、通称”神田明神”と呼ばれます。今後は、神田明神と呼ばせて頂きます。
神田明神は、天平2年(730)の創建といわれ、東京の中心に位置し「江戸の総鎮守」と称えられてきた歴史のある神社です。 ドラマのロケ地としても、「アニメの聖地」としても有名です。
さて、『夏越大祓式』は、6月30日に、2回行われます。
さすがに大きな神社だけあって、私が訪れた6月17日にはもう『茅の輪』は建てられていました。人形も準備されていましたので、早速記入してお納めしました。写真にある、授与品を頂きました。
※茅の輪が建てられる日は不明ですので、行かれる際にはご確認をお願いします。
御朱印はありますが、限定の御朱印は私が行ったときにはありませんでした。
神田明神には、2018年神田明神の敷地内に新たな施設「EDOCCO 神田明神文化交流館」が完成。施設内には、神札授与所・御参拝受付・飲食店や土産物店をはじめとして多様な使い方ができる「神田明神ホール」や伝統文化が体験できるスタジオなどがあります。
神田明神内の文化交流館の中にある 神田明神カフェ「EDOCCO CAFÉ MASU MASU(江戸っ子 カフェ マスマス)」には、おにぎりを始め、食事やカフェメニューも充実しています。数量は少ないようですが、『夏越ごはん』も季節限定で食べられるようです。(時期などはお店にご確認ください)
私は、「EDOCCO CAFÉ MASU MASU」で、冷やし抹茶とわらび餅を頂きました。美味しかったです。
※夏越ごはんに興味がありましたら、「夏越ごはん」のブログもご覧いただければ嬉しいです。
神田明神までのアクセスは、HPを引用したものを掲載します。
神田明神HPより
JR 中央線・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分
京浜東北線・山手線 秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分Metro 東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番口)より徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅(B1出入口)より徒歩5分
東京メトロ銀座線 末広町駅 より徒歩5分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 より徒歩7分
6月25日にある「夏越祓式」 亀戸天神社 東京都江東区
東京都江東区、亀戸にある”亀戸天神社”は、菅原道真公をお祀りしています。寛文二年(1662)10月に太宰府の社にならい作られ、「亀戸の天神さま」「亀戸天満宮」と 呼ばれ、親しまれています。亀戸天神社は、梅まつり、藤まつり、菊まつりなど花も豊富で、福岡県の太宰府天満宮のような太鼓橋もあります。
6月30日に行われることが多い「夏越祓・茅の輪くぐり」ですが、『亀戸天神社』では、6月25日に行われました。今回は、夏越祓式にも参加でき、振舞われお神酒も頂けました。
人形を記入し、初穂料と共にお納めしたら、茅の輪守りを頂けました。夏越の祓の御朱印もあります。書置きではなく御朱印帳に書いて頂けます。
亀戸天神社の近くには、くず餅で有名な『船橋屋』本店があります。店内で、食べることも出来ますが、持ち帰りも出来ます。私は、くず餅を買って帰りました。くず餅は発酵食品なので、体にもよさそうですね。
亀戸天神社までのアクセスはHPのものを引用したものを掲載します。
亀戸天神社HPより引用
- JR総武線亀戸駅北口より徒歩15分
- JR総武線/地下鉄半蔵門線錦糸町駅北口より徒歩15分
関東隋一の「茅の輪」 亀戸浅間神社 東京都江東区
東京都江東区にある”亀戸浅間神社”は、ご祭神の木花咲耶比売命(コノハナサクヤヒメ)様は、木の花(桜の花とされています)が咲くように美しい女性だと言われているそうです。また、霊峰富士の守り神ともされていて、特に安産、子育ての神として知られています。昭和二十年の東京大空襲にも先の大戦において、難を逃れたことから、火伏の神としても信仰されています。
大祓いの茅の輪は直径3メートル六十五センチ(1年の日数)、太さ30㎝の大きさで、関東随一の大きさを誇るそうです。社務所でお聞きしたら、神社の神輿会の方々の手で大きな茅の輪は作られるそうです。たくさんの方々の願いが込められて作っているのですね。
私が訪れた6月29日の夕方に『夏越大祓式』が行われるそうで、その前には茅の輪は残念ながらくぐれませんでした。しかし、人形はお納めできましたので、茅の輪守りを頂くことが出来ました。限定の御朱印は、2枚重ねになっていて、凝ったデザインでした。
神社では、お祭りの準備もされていました。また機会があれば、お祭りも参加してみたいです。
■JR総武本線「錦糸町駅」より
①都営バス錦25系統「葛西駅」行に乗り、
②停車駅「浅間神社」下車(乗車時間13分)
③バス停から徒歩3分■JR総武本線「亀戸駅」より徒歩20分
■東武鉄道亀戸線「亀戸水神駅」より徒歩15分
■都営新宿線「東大島駅」より徒歩8分
■都営バス「浅間神社」より下車徒歩3分
亀戸浅間神社HPより
まとめ
『夏越の祓』は、たくさんの神社で行われています。今回は、特徴的な3社をご紹介してみました。
- 神田神社(神田明神)大きな神社で、早くから「茅の輪くぐり」が出来る 通常御朱印あります。
- 亀戸天神社 6月25日が「夏越祓式」 特別御朱印がありました
- 亀戸浅間神社 関東随一の大きさを誇る神社です。 特別御朱印ありました。
今回、このような特徴のある神社をご紹介しましたが、茅の輪のある神社はたくさんあります。そして、特徴のある神社もたくさんあります。来年もまた違う神社の式に参加してみたいです。
これで、『夏越の祓』については終わります。皆様の無病息災をお祈り致します。
『夏越ごはん』・『水無月』についても読んで頂ければ嬉しいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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