暑中見舞いを素敵に魅せるコツ

季節の行事

こんにちは、名越凜です。

このブログは、四季折々にある日本の行事や日々の生活を愉しむコツをご紹介していきます。

私は、四季の行事など全く興味がありませんでした。それでも、何も支障はなかったのですが、結婚した後、子供の成長と共に色々なことを経験するたびに自分が何も知らないことを実感しました。このままでは、どれが正解なのかわからない。子供にきちんと教えることも出来ない。親として情けないと思い、少しずつ勉強を始めました。私が知らなかったように、もし知りたいと思っている人のきっかけになればいいなと思います。四季折々の日本の行事を愉しみましょう

今回は、『暑中見舞い』を素敵に魅せるコツについてご紹介します。

暑中見舞いのパターン

今回は、4つのパターンをご紹介します。

  1. ベーシック
  2. お洒落なポストカード
  3. 素敵なカードや絵葉書
  4. 可愛いい絵柄を印刷
  1. ベーシックな暑中見舞いで送ります

どんな年代の方にも送りやすい送りやすい定番のもので、一番使いやすいスタイルです。
切手は、左上です。

2.お洒落なポストカードで送ります

お洒落なデザインのポストカードで暑中見舞いも素敵ですね。

英文は、Are you enjoyong the summer? 夏を楽しんでいますか?

横書きの場合は、右側に宛先を書きます。本文は、左側に書きます。
切手は、右上です。

3.素敵なカードや絵葉書で送ります

旅行に行った時に買ったポストカードや絵葉書などを使うのもいいですね。

横書きもいいですが縦書きにすると、ちょっと改まった感じにも出来ます。
切手は、左上です。

4.可愛い絵柄を印刷して送ります

可愛い絵柄を書いたり、印刷したりするのもいいですね。宛名は、縦書きでも横書きでもいいですが、裏に合わせて横書きにしてみました。

英文は、Wishing you healthy summer.  健やかな夏をお祈りします。

横書きでも、縦書きでも切手は左上です。

暑中見舞いのマナー

暑中見舞いの疑問をまとめてみました。

  1. 暑中見舞い』は結婚や引っ越しの挨拶と一緒にしてもいいですか? 
    相手によってはNGです。あくまでも季節の挨拶状です。親しい方は気にされないと思いますが、目上の方などには、別にお知らせしたほうがいいですね。
  2. 喪中の場合は、『暑中見舞い』を出してもいいですか?  
    喪中であっても問題ないとされています。『暑中見舞い』は、相手の健康を気遣って出す挨拶状です。ただし、出す時期や文面、はがきの絵柄などは配慮しましょう。基本的には、四十九日以降に出すようにしましょう。
  3. 自分が喪中の場合は、暑中見舞いを出してもいいですか?  
    自分が喪中の場合は、『暑中見舞い』は出さなくても問題ありません。 ただし、できる範囲で暑中見舞いに返信しましょう。
  4. 『暑中見舞い』を頂いた場合は、返事を出した方がいいですか? 
    できれば返事を送るほうがいいですね。いただいたのが『暑中見舞い』でも、到着した時期によっては、返事を出す時期が『残暑見舞い』となることもあります。送る時期を必ず確認しましょう。

切手のマナー

切手を貼る位置にもマナーがあります。 縦書きは「左上」横書き「右上」、に  封筒の場合も貼る位置は同様です。

これは、切手は基本的には「縦長にしたときに左上」になる位置に貼ります。日本郵便で、機械でスムーズかつ正確に仕分けるために必要です。

一枚の葉書に貼る切手の枚数に制限はありません。しかし、宛名にかからないようにあらかじめ切手を仮置きして、切手の位置を確認してから書き始めるのがおすすめです。後で、貼る場所がないのは困りますね。

切手を葉書とコーディネートする方法もあります。マッチするとより喜んで頂けるかもしれません。

まとめ

作家 小川糸さんの「ツバキ文具店」(幻冬舎)をご存知ですか? 鎌倉にある文具店兼代書屋の「ツバキ文具店」は、一から文面を考えて代書し、封筒、便箋、筆記具、書体、切手に至るまでこだわりをもって手紙を仕上げる。代書屋の仕事をしています。

「ツバキ文具店」の店主 雨宮鳩子。通称ポッポちゃんが、代書の時に依頼のたびにその依頼人に寄り添い1つ1つ必要なものを選び紡いでいく姿が素晴らしいです。思いは素材や色、切手の種類にまで及びます。

今まで私は、切手は必要な料金を満たしていることだけが重要でしたが、この本を読んで、切手の重要性に気づきました。本の中では、”封筒が顔、切手は口紅”と書かれてあります。切手はより魅力的にするアイテムですね。

今では様々なツールを使って挨拶したり思いを伝える方法はありますが、今年は『暑中見舞い』を書いて見ませんか?

暑中見舞いの由来』や『暑中見舞いの書き方』も合わせて読んで頂ければ嬉しいです。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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