こんにちは、名越凜です。
このブログは、四季折々にある日本の行事や日々の生活を愉しむコツをご紹介していきます。
私は、四季の行事など全く興味がありませんでした。それでも、何も支障はなかったのですが、結婚した後、子供の成長と共に色々なことを経験するたびに自分が何も知らないことを実感しました。このままでは、どれが正解なのかわからない。子供にきちんと教えることも出来ない。親として情けないと思い、少しずつ勉強を始めました。私が知らなかったように、もし知りたいと思っている人のきっかけになればいいなと思います。四季折々の日本の行事を愉しみましょう。
今回は、『西新井大師 風鈴祭り』についてです。
東京都足立区にある、『西新井大師』に行ってきました。
西新井大師について
関東厄除け三大師のひとつとしても有名な『西新井大師』ですが、正式な名前は『五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)』といい、真言宗豊山派の寺院です。
厄災消除の祈願寺として創建された『西新井大師』は、江戸時代には女性の厄除け祈願所としても名を馳せました。現在でも、厄除け大師として有名です。
※厄災消除(やくよけ)とは、「厄年にあたる人の厄難を除け、一年のあいだ平穏無事で過ごせますように。」と祈願することです。
由緒については、『西新井大師』のHPより引用します。
天長の昔、弘法大師様が関東巡錫(じゅんしゃく )の折、
『西新井大師』HPより引用
当所に立ち寄り悪疫流行になやむ村人たちを救わんと、
御自ら十一面観音像とご自身の像をお彫りになり、観音像を本尊にそしてご自身の像を
枯れ井戸に安置して二十一日間の護摩祈願をおこないました。
すると清らかな水が湧き、病はたちどころに平癒したと伝えられます。
その井戸がお堂の西側にあったことから「西新井」の地名ができたと伝えられております。
当地西新井はお大師さまと切り離すことのできない歴史を持っております。
風鈴祭りについて
『西新井大師』では、2024年7月5日(金)〜21日(日)に、夏の恒例行事 風鈴祭りが開催されました。
全国各地から集められた例年150種以上の風鈴と生産地や素材などが書かれているものが展示されています。価格も明記されているので、その場で購入することも出来ます。
風鈴は、素材により奏でる音はかなり違います。1つずつ聞くとわかりにくいですが、たくさんの音を一斉に聞くと音の違いがわかります。素材と形組み合わせで音色の種類は無限ですね。
風鈴の音は、色々な例え方がされますね。高く澄んだ音、鈴虫の鳴き声のような音色、カランコロン、チリンチリン、音は違いますがどれも涼やかな音です。素材も、硝子、南部鉄器、陶器、銅器、鋳物、鉄、真鍮など、色々あります。
これだけの種類の風鈴を見るチャンスは、なかなかないかもしれません。これを機に自分の好みの風鈴を探せるかもしれませんよ。
上の写真は、『西新井大師』の境内の風鈴です。一斉に揺れると境内に風が通ります。
電車でのアクセス方法は、
(1)東武大師線大師前駅下車 徒歩5分
(2)日暮里舎人ライナー 西新井大師西駅下車 徒歩20分
『西新井大師』HPより引用
西新井大師の表参道
参拝と一緒に、古くからある商店がある「西新井大師表参道」を散策してみるのもいいですよ。
私は訪れた所は、
まとめ
境内には、蓮の花も数輪咲いていていました。広い境内で、風鈴の音が聞こえ、花が咲き、水があり、暑いはずですが心地よく感じました。
御朱印も頂いてきました。手書きで書いて頂けるのは嬉しいです。
年末年始は、大勢の方で賑わいますが、こんな静かな時に訪れるのはいいですね。
『不忍池畔蓮見デッキ(風鈴回廊) 『りんりん回廊』も合わせてご覧いただければ嬉しいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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