残暑見舞いを書きませんか?

季節の行事

このブログは、四季折々にある日本の行事や日々の生活を愉しむコツをご紹介しています。

私は、四季の行事など全く興味がありませんでした。それでも、何も支障はなかったのですが、結婚した後、子供の成長と共に色々なことを経験するたびに自分が何も知らないことを実感しました。このままでは、どれが正解なのかわからない。子供にきちんと教えることも出来ない。親として情けないと思い、少しずつ勉強を始めました。私が知らなかったように、もし知りたいと思っている人のきっかけになればいいなと思います。四季折々の日本の行事を愉しみましょう。

今回は、『残暑見舞い』です。

残暑見舞いはいつ書きますか?

残暑見舞い』は、立秋(8月7日頃)を過ぎてから処暑(8月23日頃)までの暑さが残る時期に相手の健康を気遣うために送る挨拶状です。

今ではまだまだ暑いですが、かすかな秋の気配とともに大切な人に暑い日々をいたわる気持ちが込められています。

書き方は、暑中見舞いと基本的には同じです。「暑中見舞いの書き方」を参考にして下さい。

  1. 残暑(暑中)見舞いの挨拶
  2. 相手の安否を気遣う言葉やご無沙汰を詫びる言葉(本文)
  3. 相手の健康や幸せを祈る言葉(結びのあいさつ)
  4. 日付 後付け

おすすめ文例

挨拶の言葉

  • 残暑お見舞い申し上げます

書き出し

  • 晩夏の候
  • 立秋の候
  • 残暑の候
  • 秋暑の候
  • 花火大会に浴衣姿が多く見られます
  • 暑さの中でも向日葵は美しく咲いています
  • ビールの美味しい季節になりました
  • 盆踊りの太鼓の音色が心地よいです。
  • 台風が多くなると秋を感じますね
  • 虫の音に秋を感じる今日この頃です。

安否を気遣う言葉やご無沙汰を詫びる言葉

  • 皆さま、お元気ですか。お陰様で、私たち家族全員、夏バテも元気に過ごしております。
  • いつもお元気な○○さんですから、この暑さの中でも出かけられているのだと思います。私は、必要以上の外出を避けてしますが、元気にしています。
  • 私は、今年の夏は涼しい○○へ旅行を計画しています。〇〇さんは、夏はどう過ごされていますか?
  • 残暑厳しき折、お父様、お母様のご体調を、夫婦共々心配しております。さて、先日の帰省の際は、たいへんお世話になりありがとうございました。
  • 先日は、ご一緒していただき、ありがとうございました。お陰様で、家族一同思い出に残る特別なひと時を過ごすことができました。改めて、心からお礼申し上げます。
  • 日頃は何かとお世話になり、誠にありがたく存じております。十分な休暇のおかげで、十分休息ができました。

結びの言葉

  • もうしばらく暑さが続きそうです。くれぐれもご自愛ください。
  • 残暑が続いておりますが、素敵な夏をお過ごしください。
  • 新学期に元気に登校されますことを願っております。
  • 朝晩過ごしやすくなりました。体調を崩されませんようにお気をつけ下さい。
  • 夏の疲れが出る頃です。どうかご自愛くださいませ。
  • 秋の気配を感じるようになりました。外に出かけてみませんか?
  • 皆様お健やかに秋をお迎えされることを願います。
  • 秋の果物も見かけるようになりました。またお会いしたいですね。

日付 後付け

  • 令和〇〇年  立秋

まとめ

年賀状に比べ『残暑見舞い』を書く機会も減っています。だからこそ印象に残りやすいですね。

ポストに自分あての手紙があると、やはりテンションがあがります。やっぱり嬉しいです。

自分で書くのが大変なら、PCで書いて印刷でもいいですし、既成の葉書でも、絵葉書でもいいです。

一言添えて、投函してみませんか?

暑中見舞いの書き方」や、『暑中見舞いを送るコツ』も合わせて読んで頂ければ嬉しいです。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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