
こんにちは、名越凜です。
このブログは、四季折々にある日本の行事や日々の生活を楽しむコツをご紹介していきます。
私は、四季の行事など全く興味がありませんでした。結婚して、子供の成長と共に色々なことを経験するたびに自分が何も知らないことを実感しました。このままでは、どれが正解なのかわからない。子供にきちんと教えることも出来ない。親として情けないと思い、少しずつ勉強を始めました。私が知らなかったように、もし知りたいと思っている人のきっかけになればいいなと思います。四季折々の日本の行事を愉しみましょう。
今回は、『紫陽花守り』です。
紫陽花守りとは?

『紫陽花守り』はご存知ですか?
6月の6のつく日に紫陽花を吊るすと厄除けになるという、『紫陽花守り』です。
紫陽花を逆さにして吊るすことで、魔除けや厄除けになるとされる日本の風習の1つ。
紫陽花は古くから魔除けや厄除けの花として用いられてきました。紫陽花を逆さにして吊るすことで、その力をさらに高めると考えられています。
また紫陽花は、生花からドライに変化していく行程も美しく、壁に飾るスワッグやリースとしてもとても人気があります。色合いがシックな感じもいいですね。
最近では、母の日のプレゼントに使われることも多いようです。ピンク色の花言葉は「元気な女性」だそうで、プレゼントにピッタリです。
『紫陽花守り』は、軒下、玄関、トイレ、自室など、吊るす場所によってご利益が異なるとも言われています。例えば、トイレに飾ると婦人病除けになるとも伝えられています。
寝室、リビングに飾ると、健康運、美容運が良くなる、また家内安全の効果もあるそうです。
軒下や玄関に吊るすと、魔除けや厄除けに、自室に飾ると金運アップになると言われています。
紫陽花守りの作り方

作り方は簡単です。自宅でも簡単に作ることが出来ます。
【材料】
- 紫陽花(ドライでもフレッシュでもOK)
- 花を包む紙(和紙や奉書紙など)
- 願い事を書く紙 (生年月日、名前、願い事を書く)
- 水引(紅白)
- 吊るすための紐など
【作り方】
- 紫陽花の花を用意して、好みにアレンジします。紫陽花以外の花を入れて華やかにするのもおすすめです。
- 和紙または半紙に、生年月日、名前、願い事を書き、細く折って紫陽花の茎に巻きつけます。
- ②の上から、和紙又は半紙で紫陽花を包みます。 花束やスワッグのようにするといいです。
- ③をそれを紅白の水引奇数本で結びます。
※紙に包まなくて飾るだけでもいいですが、願い事は添えて下さいね。
まとめ

ただ紫陽花を飾りだけではない、旬の花を使って楽しみながら作れる縁起物です。
一足早い七夕のようでもありますね。七夕の短冊は人目にも触れますが、『紫陽花守り』は、もっと個人的な願い事も書けます。
そして、目に触れる度に願い事を思い返すことで、叶うことも早そうですね。
インテリアとしても楽しむことが出来ます。
梅雨の時期である6月限定のイベントで家で作れるのは嬉しい。
1人時間を大切に、大切な人とお茶でも飲みながら、子供との時間に、仲間とワイワイと話しながらでも、それぞれの願いを込めながら作ることが出来そうです。
願いが叶ったら、感謝の気持ちを込めてお焚き上げするか、白い紙に包んで塩を一つまみ入れて丁寧に処分します。
1年の上半期が終わるこの時期に、新たな願いを紫陽花に託してみませんか?
皆様の願いが叶うことを願っています。
また、『芒種は梅雨入りの頃です』も合わせてご覧頂ければ嬉しいです。

私は、今勉強中の水引で、紫陽花を作りました。
キットになっているもので作り方もあるのですが、なかなか思い通りに作れないですがが楽しいです。
紫陽花は、色が変わることから変化を受け入れる力や再生の象徴とも考えられています。
紫陽花の力を借りて、下半期は反省を生かし幸多き日々になるようにしていきたいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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